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アップル Q のまネコ問題を知っているか? 知っているならば、今回の件を業務提携してる側からみてどう思っているか? Q アップル側から見て今のエイベックスの対応、やり方はどう見ているのか? 同じ音楽系会社としてどう思うか?(エイベックスのやり方はyesかnoか) Q そちらから助言するなどしてくれないか? Q 今後もこのような問題が続いた場合、提携解除はありうるか? htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。
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Eカード@ウィキ 賭博黙示録カイジのEカードでネット対戦出来る。 ゲーム本体(ver0.93)DownLoad ___________ /´ , -‐- 、. /. i / `''‐ 、..__,. ‐'´ヽ. /. ! ,' 、 ∨ Eカードを | i 、 、`''ー---‐''´ ヽ さあ、始めよう・・・・ |. l /へ.\` ー---‐ ´/,.ヘ 賭けるものはない │ \ _\\, /∠_ | ただの遊びだ |. /"ヽヽ ==。=`,, /=。==│ つまり・・・・・・・・・・ | { i⌒| | ` ー-‐' . .\-‐ ´│ ここで臆するようなら /|. l ト、|.| ー-‐ ' l -‐'.| 話にならぬ・・・・! / | ヽ.._|| r' ; -‐‐' r __ l ー、|_/ | /l! / ー----------ー'--.|.! .| ./ | || │./ | ===== |\ | |/ | ... ,.イ .!`| |\ `'' ‐- 、 _ ....... ,. ‐'´/| │| │ \ `~`''" / .| | COUNTER - パー速スレ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1259583359/ スクリーンショット 福本伸行WebRing Prev Next Random List
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アップル
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アップル 本体 Power Mac G5 Mac Pro Power Book G4 Mac Book Pro 周辺機器 ユーザーレビュー 名前 コメント
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ポリッシュアップルズ(悪魔のミカタ) ポリッシュアップルズ(4)(緑)(緑) エンチャント いずれかの対戦相手が呪文を唱えるたび、そのプレイヤーはカードを7枚引く。 緑の《無理強いた成果/Forced Fruition (LRW)》。
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夢じゃ、なかったのよね。 狭山純子は教室の片隅でぼんやりと考えていた。確かめるように右の頬に触れてみた。細長いかさぶたがあるのがわかる。昨日、爪の長い怪物につけられた傷だ。狭山は昨日のことを思い出す。 あれは一体なんだったのだろう。あの後、呆然としている狭山を、少年はホテルへと誘った。ワケも分からず付いて行こうとすると、アップルが駆け足でこちらにやってきて、少年を叱った。 「またかよ先輩。ちっとは恥を知りやがれ。出会ったばかりの女の子に手をだすなんざ、便所臭い鼠にも劣る最低の振る舞いだって何度も言ってんだろうが」 「冗談だよ、冗談。林檎ちゃんはきついなー」 少年は悪怯れる風もなく、笑った。また、ということはこの少年はいつもこのようなことをしているのか、と狭山はぼんやりと考えた。 今思えば、貞操のピンチだったのだな、と狭山は苦笑する。いや、貞操だけではない。生命すら失うところだった。 それから、彼女は二人に送られて家路についた。道中、少年は自分の名は飛南瓜光次郎だと言った。彼の制服は、狭山が通う中学のものだった。狭山は考えた。軽薄そうな美少年の隣を歩く、奇抜な格好の大柄な女性、彼女は一体何者なのだろう。腕力、体力、戦闘技術、どれをとっても人間離れしていた。それに、あの炎を出した魔法のような力はいったい。考えれば考えるほど、謎は深まっていった。 そういえば、アップルと名乗ったこの女性は、少年のことを先輩と呼んでいた。もし少年が狭山と同じ牌ヶ原中学校の生徒だとすると、この大柄な女性も中学生、それも狭山と同い年か、たった一つ上の年齢ということになる。この、まるでグリズリーのような巨大な体躯が、十三か、十四そこらの年齢の少女のものだなんて。 狭山がアップルをちらちらと見ていると、飛南瓜がいろいろと話しかけてきた。年齢、クラスはどこか、クラブには入っているか、星座、血液型、体を洗う時どこからあらうか、好きな男のタイプは何か。狭山は聞かれるがままにそれに答えていた。すると、突然アップルが怒ったように「いい加減にしやがれ」と叫んだ。夜空の星まで届くようなその怒声に、狭山は驚いて彼女の方を見た。アップルの目には奇妙な色の炎が灯っていた。 「わかったよ」 飛南瓜はいたずらっぽく口を窄める。それから三人はほとんどしゃべらず、田舎の道を歩いた。そのうち、狭山の家に到着し、そこで二人と別れた。 「今日のことは内緒にして、出来る限り忘れてもらいたい」 別れ際にアップルが言った。何故、と反射的に尋ねる。アップルは無言で首を横にふった。 「済まないが、言えない」 「でも、改めてお礼もしたいし」 「まあまあ、いいじゃない」 飛南瓜が二人の間に入った。 「僕たちは僕たちで事情がある。わかるかい?」 「……もし誰かに話したりしたら?」 「食べちゃうかも」 飛南瓜はそう言って舌舐めずりをした。すると、アップルは大きくため息を付いてから、さあそろそろ帰るぞ、と言った。 「じゃあな」 「ばいばい」 「あの、今日は本当にありがとうございました」 狭山が頭を下げると、二人は顔を見合わせたあと、にっこり笑った。そして狭山に背を向けて夜の闇の中へと消えていった。 「起立」 担任教師の声が突然聞こえ、狭山は回想を終わり慌てて立ち上がる。昨日出来た太ももの痣を机にぶつけてしまい、小さな声が漏れる。クスクスと言う笑い声が、耳に入った。 「礼」 他の生徒がありがとうございましたと言うなか、彼女は無言で口だけ開閉しながら頭を下げた。そして、手提げカバンを掴むと、大急ぎで教室から外に出た。駆け足で廊下の角を曲がり、階段を駆け下りる。 そこでふと、階段の踊り場に一枚のポスターがはられていることに彼女は気がついた。 「新入生募集 クラヴマガ部」 達筆な筆字で、たったそれだけ書かれている。 クラヴマガ。彼女はこの言葉に聞き覚えがあった。昨日、飛南瓜が言っていた。あのアップルと言う女性が使っていた格闘術。たしかその名前がクラヴマガだった。 狭山はクラヴマガ部とやらのポスターを何度か読み返す。 そこにはデカデカとした文字で「新入生募集 クラヴマガ部」と書かれている以外には、部長・椎名橋林檎、顧問・桂浜竜果としか書かれていなかった。 まてよ。狭山は考える。林檎。この名前にも聞き覚えがある。そうだ、あの飛南瓜は確か、アップルのことを林檎ちゃんと呼んでいた。クラヴマガをしている、林檎ちゃん。間違いない。狭山は部室棟へ行こうと、慌てて階段を駆け下りた。階段の下にいた男子学生と危うくぶつかりそうになる 「おいおい、危ないだろ」 男子学生が注意する。すいません、と謝った後、狭山はクラヴマガ部の椎名橋林檎について、彼に尋ねてみた。 「ああ、戦乙女のことね」 「戦乙女?」 「そういうあだ名だよ。2年の椎名橋林檎だろ、有名だよ。女子だけど、スゲーでかくて、スゲー強いんだ。だから、戦乙女。知らないの?」 狭山はしらないと答えた後に、飛南瓜についても尋ねてみる。男子生徒は彼に対しても知ってるよ、と答えた。 「イケスかねえヤツだ」 彼によると、飛南瓜はいつも女の尻ばかり追い回していて、学校中の女生徒、はては女教師にまで手を出しているらしい。 「だけどなあ、あいつもめちゃくちゃ強いんだよ」 飛南瓜はなんでも、ブラジリアン柔術部の部長で、全国大会優勝の経験もあるらしい。 「暴走族の総長の女に手を出して、フクロにされた時も、一人で返り討ちにしたって噂だぜ」 狭山には信じられなかった。飛南瓜が女の尻ばかり追い回していると言うことにではない。それはなんとなく予想出来た。驚いたのは、彼がそんなに強いということにだ。 「なに、君、格闘技に興味があるの? 一年生だよね? どう、うちの部に入らない、サンボ部なんだけど」 男子生徒の誘いを、狭山は丁重に断った。それから、彼女は残念そうにしている男子生徒にお礼を言ってから、校舎の端にある部室棟へと向かった。 校舎の端の部室棟のさらに端に、クラヴマガ部の部室はあった。一旦深呼吸してから、狭山はドアノブを回す。 そこにいたのは大柄な女性。忘れるはずのない、昨日のあの姿。ただ、昨日と違うのは、不可思議なドレスではなく、制服を半分脱いだ、下着姿であったことだ。可愛らしい、淡いピンク色のブラジャーに締め付けられている、彼女のはちきれんばかりの大きな胸は、苦しそうにすら見える。布で覆われておらず、何にも隠されていない腰は、ウエッジウッドのように白く、滑らかだった。膝まで脱がれたスカートで隠されていたのだろうパンティも、ブラジャーと同じ色をしていた。その体に無駄な脂肪はどこにも見あたらない。さながら、ギリシアの彫刻のように美しい。狭山がそれを観察して息を飲んでいると、こちらを向いたアップルと目が合った。 太い声の悲鳴が部室棟に響く。狭山は失礼しました、と言って、慌ててドアを閉めた。 それからしばらくして、ドアが開いた。学校指定のジャージを着た女が姿を現した。 「ごめんなさい、大声出しちゃって」 彼女はそう言ってから狭山を部室にはいるよう促した。狭山は部屋の中に入り、ドアを閉め、先程のことを謝った。アップル、椎名橋林檎は首を振って、私が鍵をかけなかったのが悪いから、と静かに言って、部屋の中の椅子を指し、座るようすすめた。昨日とはまったく違う、静かで優しい口調だ。狭山はそれに従う。 「昨日の子よね」 「はい」 「あのことは忘れてって言ったじゃないの」 「でも」 「でもじゃないわ。これ以上私や、スナックンのことに関わられたら、あなたの命を保証することが出来ないわ」 「スナックン? なんですか?」 狭山の問いに林檎は口をつぐむ。それから、諦めたように首をふった。 「もう帰りなさい、あなたと話すことは何も無いわ。昨日のことは夢だったのよ」 「お願いします、教えてください。私、知りたいんです、私が襲われたのがなんなのか、あなたたちの力がなんなのか」 「知ってどうするの?」 「それは……」 今度は狭山の方が言葉につまる。わたしは、いったいどうしたいのだ。私はどうして彼女のことを知りたいのだ。どうして? 「ぐぁー」 自問していると、突如、男の悲鳴が聞こえた。林檎は突然立ち上がり、「ここで待ってて!」と狭山に向かって叫んだ。 そして、勢い良くドアを開けると、大きな足音を立てて部室から出て行った。林檎の言葉を無視して、狭山もそれに付いて行く。 校庭では、さっき狭山とぶつかりそうになった男子生徒が怪物に襲われていた。昨日狭山が襲われた浅黒い殻に覆われた怪物が四体、そして狐のような顔をした怪物が一体である。狐頭の怪物の両腕は鉄製の洗濯バサミのようになっていて、時々それを開けたり閉じたりして、そのたびにバシッと鋭い音がする。 「グヒャ、グヒュ、グヒャヒャ、喰ってやるゼイ、お前、喰って、俺の頭良くなるゼイ、もっと強くなるゼイ」 狐頭の怪物はそう言って男子生徒ににじり寄る。男子生徒はサンボの間合いに持ち込もうとするが、しかし、怪物の関節が人間のそれと明らかに違うことに気づくと、へなへなとその場にしなだれ落ちた。 「超戦闘魔法・アップルトランスフォーム・変身!!」 廊下を走りながら、椎名橋林檎は叫んだ。彼女のジャージが端の方からみるみるうちに消えていく。見事に筋肉のついた彼女の裸体が顕になる。林檎が右腕を振り上げると、そこに炎が巻き起こり、彼女の身体を包み込んだ。そして、その炎がちりちりと音を立てて消えていったかと思うと、そこにいたのは、狭山が昨日出会った戦士、超戦闘魔法少女アップルだった。 「行くぜ!!」 アップルの雄叫びが廊下に響く。 「グヒャ、グヒュ、グヒャヒャ、喰うぜ、喰うぜ、タラフク喰うゼイ」 狐頭の化物、闇生物ピンチーフォックスは手のハサミで男子生徒の頭をはさみ、宙へと持ち上げる。 「いてー、砕けるっ!」 男子生徒は悲鳴をあげる。 「安心しろヨ、おまえの脳からこのまま潰して喰ってやるゼイ、脳みそは頭蓋骨をこうして砕くと格別なんだヨ」 「そこまでだ、スナックン!」 勇ましい声がピンチーフォックスの後ろから聞こえた。 「誰だァ!?」 気をとられたピンチーフォックスは、ぼとりと男子生徒を落とす。男子生徒は這いつくばって逃げて行く。 「天知る、地知る、人が知る、邪悪な力も我を知る、真っ赤に燃えるは闘志の炎、長野県最強の戦士、超戦闘魔法少女アップル!! 只今参上!!」 ピンチーフォックスはじろりと彼女を見る。 「シッテル、シッテル、お前シッテル、俺の仲間いっぱい倒したヤツダロ、殺すゼイ、殺して喰ってやるゼイ!! かかれ、ドリアンヌ!」 ドリアンヌと呼ばれた怪物、浅黒い外殻に覆われた怪物がその長い爪を振りかざして襲いかかってきた。 ふん、と彼女は鼻を鳴らし、左足を高く上げる。 「千秋!」 彼女の脚に炎が灯ったかと思うと、あっという間に四体いたドリアンヌが全て吹き飛ばされる。 「雑魚が……」 アップルは追い打ちをかけるために飛び上がり、そしてドリアンヌの頭を次々に踏みつぶして行く。鈍い音がして、彼らの頭は潰れていく。そして、全ての頭を踏潰してから地上に舞い降りた途端、轟音を上げてドリアンヌたちが一斉に爆発した。 「次はお前だ」 アップルが振り返る。と、そこにはピンチーフォックスと、狭山純子がいた。狭山の頭をピンチーフォックスの洗濯バサミが挟んでいる。 「お前、部室に残っていろって言っただろうが!」 「すいません」 「おしゃべりはそこまでだゼイ」 ピンチーフォックスが力を強め、狭山が小さく声を上げる。 「さあて、おまえさんが強いということはヨウク知ってるゼイ、だからな、このオンナを人質にとってやるゼイ、こいつの生命が惜しかったら、そこから動くんじゃネエ」 そう言って、ピンチーフォックスは高笑いを上げた。勝ち誇った、学校中に響く高笑い。 「遺言はそれだけか」 アップルの声が高笑いの中に聞こえたかと思うと、ぼとり、と音を立てて、ピンチーフォックスの腕が、落ちた。 「テメエの肉はミートパイにも使えねえよ、クソギツネ」 そう冷たく言い放つアップルの姿が、ピンチーフォックスの懐にあった。 「バカナ……」 「バカはお前だよ」 炎を纏った左足で、アップルはピンチーフォックスの腕以外、つまり胴体を蹴り飛ばした。怪物の身体が校庭の真ん中に落ちたかと思うと、爆音と熱風が校庭中に広がった。 「ありがとうございます」 狭山はまた頭を下げた。男子生徒はもうどこかへ逃げたようで、姿が見えなかった。遠くからバタバタと足音が聞こえた。 「人がくるな」 アップルは右腕を振り上げる。すると、一瞬にしてドレスがジャージへと変化した。 「私のこと、しゃべらないでね、お願い」 椎名橋林檎はそう言って、その場から走り去っていった。 「待ってください!」 狭山もそれを追いかける。 「だから、私に関わらないでって、言ったじゃない」 部室の中で林檎が言った。 「私たちのことを知れば、あなたが危険にさらされる、私たちのことを知ったって、何一ついいことないわ!」 「そんなことないです!」 狭山が叫んだ。自分でも驚くほど、大きな声だった。 「私、林檎さんのこともっと知りたい、だって、だって……」 狭山は大きく息を吸う。 「私、林檎さんとお友達になりたいから!」 それから、しばらく二人は黙っていた。狭山は直前の言葉に、なんとなく気恥ずかしさを覚えた。りんごの香を見ると、彼女もその頬を赤らめていた。目が合い、二人は微笑み合う。突然、ノックの音がした。ガチャリとドアが開き、背の低い男子生徒と、髪の長い女子生徒がひとりずつ部室に入ってきた。クラヴマガ部の部員か、と狭山は考えた。 「大変よ、大変、校庭にまた化け物が現れたって、大騒ぎよ!」 髪の長い女性とが入ってくるなりそういった。そして、すぐに狭山を見つける。 「あれ、林檎ちゃん、その子、誰? 入部希望者?」 髪の長い女子生徒が林檎に尋ねた。 林檎は首を振って「違うよ、友達だよ」とだけ答えた。 次回予告 私の親友、無礼門京子、彼女がスナックンに殺されたですって!? 許さないわ、スナックン、おまえら全員、八つ裂きにしてこの世に灰すら残してやらないからな!! 次回、超戦闘魔法少女アップル第二話「乙女は死から逃れ、復讐を誓う」 見ないヤツはシナモンを振りかける価値すらない!! (作・恋人が南十字星)
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屋上へ続く階段。上から射す光に照らされた踊り場にアップルと安楽音は居た。 アップルが安楽音の手を握る。 安楽音が、屋上へアップルと二人きりで行かせてくれと申し出たとき、当然のごとく皆は猛反対した。笹岡に至っては、安楽音がパンツヌスムゼと内通している可能性を指摘さえした。携帯端末の画面を見せ、安楽音から闇エネルギー反応が検出された前例があること、パンツヌスムゼの出現地点にどういうわけか安楽音の姿があったことなどを矢継ぎ早にあげつらった。だが、安楽音は今日見たことを誰にも話さないかわりに、アップルにだけ自分の秘密を打ち明けたいと懇願した。その秘密さえ守ってくれるならば、超戦闘魔法少女に関する一切を忘れる、というのが安楽音の出した条件だった。訝しがる笹岡。しかし、レモンは消耗しきり、アップルの単独任務ではパンツヌスムゼを攻略できる希望はあまりにも薄い。そして、そんな状況で安楽音は「自分とアップルの二人ならばあいつを倒せるかもしれない」と言ったのだ。笹岡が何故だと訊いても安楽音は黙ったままで、あの決意に満ちた目で見つめるばかりである。そう——この子は、ノーパン通学を認めさせたときと同じく、いつもこうして覚悟を持った瞳で自分の意思を通してしまうのだな、とアップルは思った。 手を握ったまま、アップルは安楽音の袖口に目を凝らした。そこには、ドリアンヌに襲われて出来たのであろう、小さな破れ目がある。 「血、止まったみたいだね」 アップルは、扉の明かりを頼りに傷口の状態を確認して言った。 「うん! 平気だよ、このくらい。だから心配しないで!」 ことさら元気いっぱいに安楽音が声をはずませる。その後、安楽音は少し俯き加減にアップルの顔を見上げた。 「あのさ……林檎ちゃんって、呼んでもいい?」 「ふふ、いいけど、正体バレバレね」 「……だって、さっき先輩が大声で言ってたし」 「あの馬鹿……」 アップルの眉間に皺が寄る。 「それじゃさ、林檎ちゃんに……あたしの『秘密』見せるから、よっく見ててよ」 そう言って安楽音はアップルに向き直った。 「スカートの中」 安楽音の指先が、プリーツスカートの裾にかかる。そしてそのままスカートの両端を摘み、するすると一気に持ち上げた。 アップルの視線が自然、安楽音の股間に固定される。 「——どう? 何が見えた?」 心なしか安楽音の吐息が荒くなっていた。 「え……スカートを持ち上げて、安楽音さんはノーパンだから当然……なのに……」 「——何も——見えなかったでしょ?」 安楽音の言う通りだった。安楽音がスカートをめくり上げる、白い太腿が露になっていく、そして、臍まで見えるほどに安楽音の下肢を隠すものは何もない。それなのに——安楽音の股間を含んだ一帯だけが——五感から抜け落ちたように、認識できなかった。 「これが、あたしの使える中で一番ベーシックな『力』——能力名は“虚構検閲官仮説”」 安楽音は、上気させた顔に淡い笑みをたたえ、そっと両手の指先を開いた。ぱさり、とスカートが元に戻る。 「外からの認識を拒絶する境界、“事象の地平線”を構築し、特定の領域内に絶対的不可視、不可侵の空間を作り上げる。あ、あたしは別にパンツを穿くのが苦手なだけで、露出狂ってわけじゃないから、普段はずっとこの状態を維持してるの」 恥ずかしそうに鼻を掻きながら、安楽音が言った。 「じゃあ、次はこの能力の第二段階。“事象の地平線”を可視化できるところまで強化してみる」 安楽音は、両掌を体の前に出し集中する。すると、空中にピンポン玉ほどの小さな黒い球体が浮かび上がった。アップルは目を丸くして、その球体をまじまじと見つめる。 「この状態は、要するにミニブラックホールみたいなもの。可視化された“事象の地平線”は、認識だけでなく物理的にあらゆる物質、情報の進入を拒み、また、内側にある物も絶対に脱出させない。ここまでの説明、分かった?」 「う、うん。漠然とだけどね」 アップルの返事のあと、安楽音は両腕の力を抜き、ふう、と息をついて額の汗を拭う。緊張が解けると同時に、球体は散乱して消えた。 「で、ここからが本番。次に見せるのが、あいつを倒すための最終兵器! ……と言っても、あたしも正直、実際に使ったことはないから自信ないけど。実はさ——あたしのお婆ちゃん、巫女だったんだ。お婆ちゃんだけじゃない、ずっとずーっと、あたしの血筋は先祖代々、巫女の家系だって言ってた。なんでも何百年も前に、まるで怪物と呼ばれるくらい強力な力を持った女の人がいたらしくて——っと、ごめん、こんな話してる場合じゃないね。それで——これから使う能力だけど、お婆ちゃんに方法だけ教わったの。もしも、世の理を超えた、手も足も出ないような化物が現れたらこれを使え……って」 安楽音は静かに目を閉じ、自分の頬を張って気合を入れる。次に全身の力を抜き、呼吸を整えてからゆっくりと瞼を開いた。はっきりと、空気が変わるのを感じる。そこにいる安楽音は、とても希薄でありながら、手を触れたらどこまでも吸い込まれていきそうな、一切合切を超克した存在に見えた。 「よし、準備OK!」 その言葉に、アップルは我を取り戻す。 安楽音が自分の指を噛むと、滲み出た血を垂らして床に円を描いた。 「この中に入って。絶対に外に出ちゃ駄目」 一歩、二歩、前に進み、アップルと安楽音はほとんど密着した状態となった。 「じゃあ……始めるよ」 安楽音が、ぶつぶつと呪文のような言葉を呟く。時間が経つにつれ、明らかに身体にかかる重力が変化していくのが分かる。アップルの心に、不安感が沸々と募る。しかし、安楽音は薄く目を開けて、超然とした瞳を動かさない。そして—— 血で描かれた円から、“事象の地平線”が現れ、それはすぐに球体となって二人を飲み込んだ。 「……ちゃん。……林檎ちゃん」 遥か彼方から響くような、安楽音の声。アップルの意識はまだ定まらない。 球体が周囲を包み込むとき感じた、自分の身体と存在全てが無限に圧縮されていくような感覚のせいだろうか。 「林檎ちゃん、大丈夫?」 芒とした頭で、ようやく辺りの様子が視界に入りはじめた。安楽音に抱きつかれるようにして支えられている。 「……問題ないわ。ちょっとくらっと来ただけ」 アップルは、改めて自分の置かれている状態に目を凝らしてみた。 あの狭苦しい踊り場にいたはずなのに、この空間はやけに広い気がする。さらに言えば、密閉空間にも関わらず周囲は柔らかな明かりで満ちていた。 「この中、ブラックホールって言うわりに結構明るいのね」 アップルが言う。 「うん、そうなんだ。えっと……もう大丈夫みたいね。じゃあ、急ごう」 そう言って安楽音は僅かに距離を取る。 「さっきのが紛い物のミニブラックホールだとしたら、この空間は限りなく本物に近い擬似ブラックホール。その違いは——特異点の存在」 特異点? というアップルの声に耳を貸さず、安楽音は目を伏せた。 「見て」 安楽音が、ゆっくりとスカートに手をかけた。静かに、少しずつスカートをたくし上げる。その瞬間、眩い輝きが溢れた。 スカートの内側に“事象の地平線”はなく、膨大な光量で満たされている。 「ここが、特異点。無限の可能性を生み出す場所。さあ、あなたがこの場所から選び取るのは何?」 安楽音は、落ち着いた声を響かせると、アップルの右腕に手を添え、自らのスカートの中へ導いた。 「え? え?」 「あなたの『意思』と『解釈』する力があれば、あなたはここから何でも選び取ることができる。それが例え、多世界の怪物を倒す『力』や『武器』であったとしても——望みさえすれば、あなたは何もかもを掴み取れる……んっ……!」 ぐいっ、と突然強い力で引っ張られ、アップルは右手をスカートへ入れたまま体勢を崩した。 気が付けば、アップルが安楽音を押し倒したような形になっていた。 アップルの右腕は、肘まですっぽり飲み込まれている。 「ん……はぁっ……! は、早く……んんっ……あんっ……まり……時間ないか……らあっ……!」 安楽音が小刻みに身体を震わせ、息も絶え絶えに急かした。 どぎまぎしながら、アップルはありったけの平常心をかき集めて精神統一する。 私が望むもの……奴を……あの怪人を、多世界ごとぶった斬れる武器が欲しい! そう強く念じた瞬間、何かがアップルの指先に触れた。 「ひゃうんっ! しゅごいの来たあああああっ!!!! もっと、もっと……奥うううううっ……!!!!」 思いきり背中を仰け反らせて、安楽音が叫ぶ。小さな腰が前へ後ろへ跳ね回った。 アップルの爪が何度も硬い物に当たるのだが、なかなか掴めない。 「くっ、このっ。もう少し深く手を突っ込まないと駄目みたいね……えい」 「アアア、アアアアアアアア、凄い。来ます、来ます、トランザムが。だめ、死にます、死んでトランザムります、トランザムっちゃうよお、アア、アアアア、黄色いオポッサムと、紫色のオポッサムが、絡み合って、だめ、だめ、トランザムっちゃう、トランちゃん、トランちゃんなの? え、ザムさん? うそ、そんなの、だめ、死んじゃ……ん……んごほおおおおおおお!!!! は、ハバロフスクぅぅぅぅぅぅ!!!!」 安楽音が人として終わりかけている。 アップルは無造作に、ごりごりと丸太ほどはある二の腕までを突き刺し、棒状の何かを握りしめた。 「あった、これね。どうやら武器の柄のようだわ」 その大きな掌でやっと掴める太さの持ち手を、アップルは力任せに引き抜く。 ずる、と先端が安楽音の股間から現れた。しかし、どこかに突っかかって全体が出てこない。 「ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」 安楽音がラマーズ法の構えに入った。 気合一閃。アップルが両手を使い、渾身の力で手繰り寄せた。めりめりと、何かが裂ける音が鳴りひびく。安楽音は白目を剥き、穴という穴から液体を噴き出し、狂ったように腰を痙攣させる。 「出た!」 ようやく、“多世界の生き物を一撃で葬り去ることのできる武器”の全容が現れた。 それは、超高密度のエネルギー体であり、巨大な戦斧の形をしていた。 武器の出現とともに、空間の壁に裂け目が生じた。擬似ブラックホール空間が崩壊を始める。 「の、の、能力解除ぉ!!」 腰を突き上げた格好で朦朧としていた安楽音が、急いで空間を打ち消す。二人を包み込んでいた球体が消えると、そこは元通りの階段の踊り場だった。 「行って! 外界で武器が形を保ってられるのは、そんなに長くないはずだから!」 安楽音が壁にもたれながら、アップルを促した。 「了解よ、大体どのくらいか分かる?」 「持って30秒」 「十分だわ!」 アップルは一足飛びに階段を駆け上がり、屋上へ飛び込んだ。だが、そこでアップルは立ち尽くす。 「……いない……! 奴が……どこにも……!」 やはり、神出鬼没のパンツヌスムゼを倒すことは不可能なのだろうか。全身に悔しさが溢れる。 「林檎ちゃん!」 安楽音が、ふらつく身体で扉の手前まで来ている。 「……あたしがさっき怪物達に襲われたの、偶然じゃないと思うんだ。あの場所——校舎の下であたし、能力を使いこなす練習してたの。だから、その、闇エネルギーってやつに反応してあいつらが現れたんじゃないかな。今残ってる力、全部あげるね。もしかしたらあたし、二度と力が使えなくなっちゃうかもしれないけどさ」 安楽音が右手を前に向けた。空中にミニブラックホールが作られる。ふわふわと宙を漂う球体は、屋上の真ん中まで行き、破裂した。そして、暗黒の光とでも言うような激しい放射を生み出した。 「あ、すんません」 放射に照らされ、ばつが悪い顔をしたパンツヌスムゼが現れた。 アップルは全身全霊を込めて戦斧を振り下ろした。 パンツヌスムゼの身体は見事に真っ二つになり、衝撃のあまり様々な部位に爆裂を生じた。その虐殺は、億兆個を遥かに上回るすべての多世界で同時に行われた。 アップルが距離を詰める。確実な止めを刺すために、量子の一粒すら残さず、この世界から消し去るために。 「ウルトラマジカルクリーミー・超戦闘魔法・火焔大剛拳!!」 途方もない大きさの爆炎が上がった。地上に居る笹岡達も、すぐにそれが勝鬨の狼煙だと気付くだろう。 アップルは振り返り、安楽音と視線を結ぶ。 安楽音は、少しだけ寂しそうな顔をしてから、いつものように柔らかく微笑んだ。 「ありがとう、安楽音さん。あなたがいなかったらきっと……」 アップルと安楽音が歩み寄る。すると、空が急に暗くなった。二人は驚いて空を見る。 ふわり。 ふわり。 アップルの、安楽音の身体に、たくさんの真っ白な布切れが舞い降りる。 「これ、狭山純子って書いてある」 安楽音が布切れの一枚を手に取って言った。 「奴の……いたちの最後っ屁ってところかしらね」 アップルが、また眉間に皺を寄せる。 ふわり。 ふわり。 ふわり。 舞い降りるパンツは、絶える様子がない。 「こりゃあ、後処理は公安に押し付けるしかないな……」 地上では、笹岡が空を見上げてぼやいた。 尚も空を舞うパンツは、牌ヶ原市を広範囲に埋め尽くし、地平線の彼方へ届くほどに降り注いでいた。 次回予告 秘密裏に発動していた「超戦闘魔法少女ドリルアーム化計画」。その実験体に選ばれたのは飛南瓜だった! こんな格好悪い装備はイヤだ!! 泣いて懇願する飛南瓜! 時を同じくして牌ヶ原市の地下では謎の地底怪人が胎動を始めていた! 牌ヶ原市の平和を守れるのは君だけだ! 今こそ立ち上がれ飛南瓜!! 次回、「天に星、地に乙女、人に愛」乞うご期待!! (作・見る目なし)
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椎名橋林檎が変身する超戦闘魔法少女。 燃えるように真っ赤なドレスが目印。 タンクローリーを片手で持ち上げる程の剛力と、熱、火炎を操る超戦闘魔法が武器。 その巨体でスナックンを圧倒するぞ。 パンチ力 15t キック力 25t ジャンプ力 5.3m 走力 95km/h 耐熱性 6300度まで耐える。
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アップルシード 登場人物 コメント 士郎正宗のメジャーデビュー作となったSF漫画。雑誌連載を経ずに単行本の形でリリースされている。物語は未完であるが作者が凍結宣言している。 タイトルはアメリカの開拓時代のリンゴ農園民話『ジョニー・アップルシード物語』より。キャラクターや設定の各所にギリシア神話由来の名前が使われている。 OVA版が1988年4月21日に発売され、映画版が2004年4月17日劇場公開された。 2011年6月より、全13話からなる新シリーズ「アップルシード XIII」がスタート。ブルーレイ、DVD発売される他、配信が決定している。劇場リミックス版が2011年6月13日より公開される。 登場人物 色違いブースター♀:デュナン・ナッツ 髪型カラー。 ハッサム♂orゲノセクト:ブリアレオス・ヘカトンケイレス 後者はサイボーグ繋がり。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 登場人物 ランクルス♀:ヒトミ(人美) メタグロス:宮本義経 ギギギアル:ドクトル・マシュー -- (ユリス) 2015-06-15 19 58 21
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米崎町樋の口から小友町雲南までの4.2キロ間がアップルロードとして開通しました。 道路の車幅は、約9メートルで直線的なルートになっています。総工費は約48億円との事。一キロの工費は約11億2千万余りと言う計算になるかな? 名称 :アップルロード 場所 :米崎町樋の口⇔小友町雲南 距離 :約4.2キロ 車道幅員:約9メートル 道路 :片側一車線 小友町雲南付近 終始点 小友町雲南地区から米崎方面を望む 米崎町樋の口付近 終始点 copyright © 2009-2010 陸前高田市探訪 all rights reserved.